民主主義の原理を悪用した旧統一教会
旧統一教会の反社会的活動の実態報道を始めたNHK

NHKのゴールデンタイムで旧統一教会と政界の「癒着」を放映

8月5日午後7時からのNHKニュース番組で、旧統一教会の反社会的活動の実態と政界との「癒着」について、長々と問題提起をしました。

まず小林経済安保大臣、石破元幹事長らが旧統一教会とかかわっていたことを放映しました。続いて、旧統一教会から2015年6月に名称変更した後、霊感商法や献金強要による被害が広がったのではないかと語り、文化庁が名称変更を承認した手続きに問題があるのではないかとの問題意識を示しました。

その際、承認を進める役割をしたと言われているのが、当時の下村文科大臣です。前川喜平・元文科事務次官が「下村さんの意思が(名称変更承認に)働いていたことは100%間違いない」と証言したことを放映しました。これらに対する自民党議員側の言い分も簡単に語らせていますが、これはメディア報道の「ルール」であり、一方的にならないように形式的に配慮したものです。

NHK報道が、旧統一教会と政界の癒着とその問題点を、正確に指摘したニュースであることは間違いありません。筆者は、どちらかというとNHK批判派でしたが、旧統一教会報道に関しては、国民に真実を伝えようとする姿勢が見えており、評価を変えています。これからも期待したいと思います。

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