NHKのゴールデンタイムで旧統一教会と政界の「癒着」を放映
安倍銃撃死事件の容疑者を精神鑑定する狙いは何か

旧統一教会の反社会的活動の実態報道を始めたNHK

7月29日夜7時外国FCCJ2

NHKが最近、旧統一教会の反社会的活動を報告するニュース報道を視聴者の多い朝と夜の番組で放映を始めています。新聞の全国紙(東京新聞を除く)よりも、旧統一教会への厳しい批判姿勢になってきたことを評価したいと思います。

さる7月27日の夜9時からのニュース・ウオッチ9では、旧統一教会信者の家族がその被害を語り、特定政治家を支援してきたことを語っていました。被害者を支えてきた全国霊感商法対策弁護士連絡会の山口広弁護士も、反社会的活動を展開する旧統一教会の組織的運動を語っていました。

7月29日の夜7時からのNHKニュースでは、被害者を支えている弁護士グループが外国特派員記者クラブで会見したことを長々と報道しました。名称を旧統一教会から世界平和統一家庭連合と変えたあとも被害は続いており、直近5年間で500件以上の霊感商法などの相談があり、総額54億円余の被害額を発表していました。また政治家とのつながりを指摘し、安倍氏銃撃事件は、決して許されるものではないが、旧統一教会の悲惨な被害実態を改めて強調するという会見内容を報道していました。

NHKがこうした理不尽な旧統一教会の活動が今でも続いていること、政治家とつながりがあるという問題意識を報道したことを評価します。

新聞はあり余る情報を整理した「調査報道」をシリーズでやるべきと思います。

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