徹底している中国のコロナ封鎖対策

パナソニックのマスク製造・販売に思う

 
パナソニックが1月12日からマスクを販売するという。シャープ、三菱重工に次いで日本の大手電機メーカーのマスク参入である。同社関連のHPを見ると、「パナソニックの国内工場クリーンルームで、国内材料で生産しています。ウイルス飛沫や微粒子も99%カットできるフィルターを採用」とある。
値段は「3層構造の不織布マスク50枚入りで税込み3278円」とあり、50枚入り500円で買えるいま、相当に割高感がある。
コロナ対策でいま求められているのは特効薬とワクチンである。マスクはすでに行き渡り、不足感もない。マスク不足が言われた1年前ならまだしもどう見ても遅きに失した製造販売である。同社は「社会貢献のため」製造販売に踏み切ったとうたっているので、それはそれでいいと思うが、期待薄である。
いまパナソニック、シャープ、三菱重工に国民が期待しているのはマスク製造ではない。DX(デジタルトランスフォーメーション)時代を迎えて、電子情報技術を駆使した先端機器類やシステム開発で世界をリードしてほしいという期待である。かつての栄光をマスクなどで取り返すことなどできない。
学校給食調理現場では、マスクは頻繁に使い捨てすることがウイルス・細菌防御に最善と聞いたことがある。高価なマスクを大事に長時間使うことはリスクがあると研究者からも聞いたことがある。「パナソマスク」にケチをつけるのではなく、期待はマスクではないということを伝えたいためにこれを書いた。

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