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馬場研2期生の押久保政彦弁理士が博士学位を取得

 押久保政彦弁理士の博士学位取得の祝賀会を開催


 宇都宮市で知的財産の地域振興で努力されている押久保政彦弁理士が、このほど東京理科大学大学院イノベーション研究科から博士(技術経営)の学位を授与されました。東京理科大学知財専門職大学院の2期生として共に学び研鑽した仲間ですが、研究室の仲間たちが集まり祝賀会を行いました。


 学位論文は「地域ブランドの競争優位性の獲得プロセス」で、イタリア、フランス、欧州の地域ブランドを取材・研究し、日本の地域ブランドのあり方を分析し、競争と協調のあり方を提示した素晴らしい内容です。

  

 

 イタリアの地域ブランドを調べたフィールドワークは、現地の状況がよくわかり参考になった。またこの論文の中核になっている第7章では、「競争と協調のギアチェンジ」という概念を説明している。時には協調から競争へ、ときには競争から協調へという切り替えによって、地域ブランドの信頼性と価値が高まっていくとする論述である。

 

 日本の地域ブランドとして、松坂牛、十勝ナチュラルフーズを取り上げ、押久保論点をもとに検証している。全体的にわかりやすい文章で地域ブランドの重要性を論述したものであり、大変、参考になった。

 馬場研のOB、OGの中から輩出した博士取得者の第1号であり、これからも続いて出てくると期待している。

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