岸田総理が説明すればするほど国葬反対に傾いていきます
2022/09/09
9月8日の国会審議で野党代表と岸田総理のやり取りで次のようなことが明確になりました。
* 国葬を定めた法制度はない。これで佐藤栄作元総理も国葬を見送った。当時の内閣法制局長官は、法制度がないので国葬とするには、立法・行政・司法の了承が必要だとの見解だった。
9月9日朝のテレ朝・羽鳥モーニングショーより
* 今回の国葬は、国会に相談もなく総理と内閣だけで決めた。国会に相談なく国葬を決めたのは戦後初めて。
* 国葬を決めた4つの理由(①最長の任期、②経済と外交で大きな実績、③世界が弔意、④参院選中の非業の死)を繰り返し岸田総理が言明し、これ以上の説明はなかった。しかし②についての安倍政権の評価は、否定する意見も強くまだ評価は固まっていない。
* 岸田総理は、国葬儀は行政権によるものであると「新見解」を披歴。内閣府設置法と閣議決定だけで決めたと言明した。
* 全額税金で実施することに総理は「世界各国からの弔意を受け止め、国の行事として葬儀を行うことが適切」と答弁した。
* 安倍元総理と旧統一教会との関係を問われると「お亡くなりになっているので限界がある(ので調査はできない)」と表明。
岸田総理がこのような見解を、何度も何度も繰り返せばするほど、国葬は賛成できない方へ傾いていきます。
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