2017年11月1日の午後、アマゾンに、いつもスーパーで買っている食料品をネットで注文してみました。4千円以上購入すると送料無料なので、少々値のはるお肉を追加して無料にしました。
 配達指定は、今朝、つまり翌日の2日8時からに指定しました。8時半にピンポーンと鳴って、若い女性が配達にきました。

 購入したものは、ご覧のようにいつもスーパーで買っている飲むヨーグルト、納豆、豆腐、油揚げなど食料品ばかり。持ち運びに重い飲むヨーグルトとリンゴも買いました。これからは、スーパーにも行かなくなるでしょう。ということは消費者動向が、がらりと変わり、社会も変わるのでしょう。その変革は驚くほど速いでしょう。

 ということは、スーパーやコンビニは縮小する方向に向かい、その分、アマゾンのような個人消費者に対応するビジネスに移行するのでしょう。産業構造の変革にもつながります。

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 アマゾンは、本のネット販売でスタートし、それをあらゆる商品に広げて巨大なネット販売に育てました。そこで得た利益をIT関連の産業につぎ込み、消費者産業から技術産業に革命を起こそうとしています。

 宅配システムをいち早く確立した日本の大和運輸は、なぜアマゾンのような物品販売を手掛けなかったのでしょうか。宅配システムと連動させれば、あらゆる物品を販売するシステムも確立させたのではないでしょうか。

 アマゾンから届いた食料品を見ながら、日本も少し視点を変えれば世界をいち早く変えられるアイデアと実行力を持っていると思いました。ただし、つまらない規制がないことが大前提ですが、それができないところが日本の限界ではないかと思いました。